軽めのオタクがおすすめするミステリー紹介④

みなさま
お疲れ様です HINA33です

 


今回は、自称「軽めのオタク」である私が
おすすめするミステリー本について紹介したいと思います

 


このブログが初めましての方は
以下の、自己紹介文も読んでみて下さい

 

hina33-killinglife.hatenablog.com

 

 


今回紹介するのは・・・
「探偵は教室にいない」です
作者:米澤穂信
出版社:実業之日本社
刊行日:2018年9月19日(単行本)
           :2021年9月24日(文庫版)

 

タイトルからも予測できるとおり学園ミステリーに当たると思います
私は文庫版を購入しました
シリーズ物で他に「探偵は」が刊行しており
「探偵はさよならを言わない」が今冬刊行予定です

 

あらすじ

ある日、差出人不明のラブレターが机の中にあるのを発見した
中学生の海野真史は誰にも相談できずに悩んでいたところ
幼少期時代までよく遊んでいた幼馴染の鳥飼歩のことを思い出す
彼は過去、自由研究の作品を壊した犯人にされたが
自力で推理し真犯人を見つけた実績もあり
真史は今回の件も解決してくれるのではと思いいたるのであった


本編はラブレター事件を含めた4つのショートストーリーで構成されています
二人のほかに主要人物として、恵奈、総士、涼太が登場しますが
各話のショートストーリのスポットライトが3人ずつそれぞれに当たっていて
最後は真史が当たっています

おすすめポイントとしては
 
・謎を解いていくことで、4人の人間関係が変わっていく
 基本的には真史が歩に謎(問題)を持ち込み
 歩が解決してく流れとなります
 複雑なトリックがあるというよりは些細な疑問点、違和感
 から謎を探求していきます
 ただ、その謎を解き進めていくと真史を含む4人の人間観に関わってくることが
 わかります
 自分は抜けていると感じている真史、お嬢様な雰囲気の恵奈
 容姿がよくモテモテの総士、周りがよく見えている涼太
 普段の彼、彼女らのあまり見ない隠された部分が見えてきます
 謎を通じた人間ドラマの描き方がとても繊細に感じれると思います
 

大きな謎に挑む長編作というわけではありませんが
少年少女らしい感情の動きが描かれています
誰かが不幸になるシーンがあるわけではありませんが
各話の結末は少し切なくなりました
続編も買ってみようと思います

 

今回はこのへんで

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