軽めのオタクがおすすめするミステリー紹介⑤

みなさま
お疲れ様です HINA33です

 


今回は、自称「軽めのオタク」である私が
おすすめするミステリー本について紹介したいと思います

 


このブログが初めましての方は
以下の、自己紹介文も読んでみて下さい

hina33-killinglife.hatenablog.com

 

 


今回紹介するのは・・・
「シンデレラ城の殺人です」です
作者:紺野天龍
出版社:小学館
刊行日:2021年7月19日

 

 


あらすじ

両親を早くに亡くし、とある没落間近の貴族に拾われたシンデレラ
ある日、怪しげな魔法使いにお城のパーティに参加して欲しいと頼まれ
魔法で美しい衣装、ガラスの靴、馬車を用意されてしまいました
しぶしぶパーティに参加することになったシンデレラは
国の第一王子に気に入られてしまい王子の部屋まで同行することに
しばらくして部屋に入るとガラスの靴で殴られた王子の遺体が見つかり
シンデレラは王子殺しの犯人として裁判にかけられる


童話シンデレラをのストーリーをなぞったミステリーとなっています
ポイントは一点「王子を殺した犯人は誰か?」に焦点が当たり
裁判のやりとりを通して真相を暴いていきます


おすすめポイントとしては
 
・不利な状況をへりくつで覆していく
 裁判はシンデレラが被告人兼弁護人となり相手検事と
 討論を繰り広げてきます
 シンデレラは自信の推理力(なぜそんな力が有るかはご愛敬)を駆使して対抗していきますが
 元より殺人犯と思われているため不利な状況が続いていきます
 そこでシンデレラはもう一つの武器である
 「へりくつ」を活用し、問題点をすり替えたり、検証を求めたりして
 凌いでいくのですが、それが細かな謎の解明や新事実の発見につながったりしてくのが面白いです
 (ここまで聞くと某ゲームの○○裁判を思い浮かべますが、大丈夫です。私もそう思いました)
 また、この作品では「魔法」が存在しており、通常のミステリーとは異なり
 ユニークなトリック、考察が行われている点も面白いです
 (魔法が使えるといっても、突拍子、理不尽なトリックがあるというわけではありません)
 

魔法×ミステリー×裁判の各要素が融合した面白いストーリーとなっています
ちなみに
本編とはあまり関係が無いのですが
最初からある謎が隠されています(いわゆる叙述トリック)
皆さんは見破ることができるでしょうか

私は、見破れませんした!

 

今回はこのへんで

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