軽めのオタクがおすすめするミステリー紹介③

みなさま
お疲れ様です HINA33です

 


今回は、自称「軽めのオタク」である私が
おすすめするミステリー本について紹介したいと思います

 


このブログが初めましての方は
以下の、自己紹介文も読んでみて下さい

 

hina33-killinglife.hatenablog.com

 


今回紹介するのは・・・
「廃遊園地の殺人」です
作者:斜線堂有紀
出版社:実業之日本社
刊行日:2021年9月19日

 


こちらも「推理大戦」同様
以前オムニバス形式のミステリー小説を読んだ際に
この作者の作品が気になったので
今回、読んでみることにしました

また、斜線堂有紀さんは
2020年に発売された
「楽園とは探偵の不在なり」でミステリが読みたい!2021年版
国内2位を獲得している
今、注目の作家さんの一人です

 

「放課後探偵団2」

出版社:創元推理文庫

刊行日:2020年11月27日

青崎有吾、斜線堂有紀、武田綾乃、辻堂ゆめ、額賀澪

 


あらすじ
20年前プレオープン中におきた
銃乱射事件により廃墟とかした遊園地イリュジオンランドがあった
しかし、廃墟コレクターの十嶋庵は
参加者を募り
「イリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」
という宝探しを開催した
そこに参加した廃墟マニア眞上永太郎は
それぞれ因縁を抱えたほかの招待客たちとともに
殺人事件に巻き込まれていく

フリーターでコンビニ店員である眞上は
コンビニ店員としての知識をもとに
イリュジオンランド・殺人事件の謎に迫っていきます


おすすめポイントとしては
 
・主人公眞上の謎
 物語は眞上を中心とした謎解きで進んでいきますが
 その、眞上自身にもなにやら謎が・・・
 コンビニ店員には似つかわない知識・推理力を発揮します
 「コンビニ店員には色々あるんですよ」と眞上は言うが・・・
 上記2つの謎に加えて気になる要素です

・イリュシオンランドに纏わる過去と現実の行き来
 廃遊園地となったイリュシオンランドは元は天衝(あまつき)村の
 過去の流れと現在の流れを行き来する構成となっています
 当然、物語のと深くかかわりを持ってきますが
 そのストーリーのはさみ方、会話の組み立て方が
 答えがわかりそうで、逆に謎が深まっていく
 絶妙なものとなっています

 

もう少し全体的なボリューム感があっても
よかったのかなと思いましたが
殺人のロジックも素晴らしく、イリュジオンランド
眞上の謎との混ざったストーリーはよかったです
今後も追っていきたい作家さんの一人ですね


今回はこのへんで

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